科目の優先順位〜英語を制するものは受験を制する?〜

今回は受験生向けに、どの科目が受験において重要で、時間をかけるべきなのか、ということを書いていきます。この優先順位を適切に考慮することで志望校合格に値する学力を比較的短い時間で手にすることにつながります。基本的には一般的な科目ごとの特性をもとにして書いていくので、読者の方々には志望校ごとの配点の違いなどを踏まえて自分なりの優先順位を考えていただきたいです。科目数に関しては国立大を想定しています。東大における優先順位については今後別記事にしようかなと考えています。

結論から言うと、文系なら英語>数学>現代文>古文漢文>社会>理科基礎、理系なら英語・数学>理科>現代文>古文漢文>社会、というのが多くの場合の優先順位になってきます。

その説明の前に一般論として抑えていただきたいことを書きます。それは

・知識を「高いレベルで使いこなす」必要がある科目は優先順位が高いこと

・暗記要素が大きい科目は優先順位が低いこと

一つ目は、単純に知識を得るだけでなく使いこなさなくてはならない科目には時間がかかるからです。二つ目は、暗記量が多い科目ほどある程度完成してから知識のメンテナンスに時間を取られてしまうからです。反対に、現代文のような暗記よりも方法論を身体に覚えこませるような科目においては一旦仕上げるとたまに演習をするだけでレベルの低下を防ぐことができます。

これらを踏まえて具体的な説明に移ります。(文系なので理科に関しては内容がうっっすいです。ごめんなさい。)

①英語

2次試験では最も差がつきやすい科目です。それはおそらく英語においては高いレベルでの読解をするまでに乗り越えるべきステップが多いからではないでしょうか。まず単語を覚えて、文法を習得し、そして読解のコツを演習で内面化していき、志望校対策もかなり必要です。こうして考えると英語力の成熟には時間がかかることには納得がいきますし、その時間をかけきれたかどうかが大きな差になります。優先順位が低い科目との大きな違いは、「知識を高いレベルで使いこなさなければならない」ことです。というのは、社会などにおいては、知識を知っているだけで解ける問題というのは、東大レベルでもかなり多くあります。これに比して、英語において、例えば英単語は覚えているだけではなく、最終的には単語を見るだけで日本語に訳さずともそのイメージが浮かぶレベルまで極めるのが理想です。また、そういった身体に内面化するという性質故に、ある程度までレベルアップすると、その後は演習量を減らしても実力をキープしやすいです。そのため、早期から取り組むのがオススメです。

②数学

数学力の成熟にもかなり時間がかかりますね。単元学習に始まり、受験における典型問題を学び、実戦で適切な解法を選択するレベルまで達するには相当なやり込みが必要です。英語と同じように、解法を知っているだけではなく、何通りも解法が考えられる中から最も望ましい方法を選択しミスなく解答しきるという高いレベルまで極めるのが理想です。

③現代文

国語を現代文と古文漢文に分けたのはその暗記の必要性の違いによります。現代文はキーワードの内容を暗記する必要はあるものの、基本的には読解の演習の中で力を身につけていくものです。なので短期間で簡単に実力を伸ばせるものではありませんが、いったんコツを掴むと演習量を減らしても力が落ちにくいです。そういった理由で文系の場合現代文には早期から取り組むのがオススメです。

④古文漢文

単語、文法、読解というとほとんど英語だから優先順位高いんじゃない?とも思われるかもしれませんが、古文漢文は文系においても配点が高くはない場合が多く、またスピードが求められる場合も多くはなく、設問のレベルとしても英語、現代文と比して高くはありません。ただ暗記要素がかなり大きい社会よりは早くに取り組む必要がありますね。

⑤社会

暗記要素がかなり大きいため、仮に早い段階で成熟したとしても、知識のメンテナンスにかなり時間がかかります。筆者は部活引退後(高3の7月)に手をつけ始めました。

⑥理科

理系の方ごめんなさい。理科基礎しかやったことないので良くわかりません。ただ理系の友達に聞く限りでは数学と同じく高いレベルで知識を使いこなす必要があるみたいですね。

⑦理科基礎

配点は小さく範囲も狭く設問のレベルとしても典型問題を抑えれば十分です。正直いって2年のうちからやってる人はアホです。筆者は高3の12月から始めました。

具体的な説明は以上です。どこの大学・学部なのかを細かく設定せずに書いたので抽象度の高い説明になってしまいました。この説明と自分の志望大学・志望学部の情報を踏まえて優先順位を決定することで、無駄の少ない受験勉強をしていただきたいです。

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