東大生が考える受験の意義①〜戦略的思考〜

受験って意味あるの?と考えてしまう受験生は少なくないでしょう。将来こんな勉強が役に立つとは思えない、こんな問題で人の素質が測れるのか?などと思ってしまったこと、ありませんか?

実際のところ、古文の知識が生かされることなんて実生活の中ではなかなかないし、数学を実生活で活用することもあまりありません。受験勉強しなくてはいけない必要性を感じない高校生がいるのにも納得です。

しかし、高校での順位が常に半分より後ろであった私が必死に勉強して東大に合格するまでの過程で得られたものはたくさんありました。それが何なのか、受験勉強の意義はどのようなところにあるのか、を書くシリーズを始めます。受験生の読者にはこれを読んでいただいて勉強のモチベーションとしていただいたり、受験が終わった大学生や社会人の方にはこれを読んで自分の受験生時代を思い出したりしていただけると嬉しいです。

シリーズ1回目の今回は、「受験勉強の過程で戦略的思考の基礎が身につく」というメッセージを伝えます。

戦略的思考ってなに?という疑問が湧いてきそうですが、ここでは「計画を立てて実行する力」とします。実際に僕がどのようにして受験を通じてこの力を身につけたのかを説明します。

①中長期的な目標を立てて、一日ごとのtodoに落とし込んで実行する

高一の僕は、東大合格を目標とすると、そこから逆算して、高二のうちにセンターレベルの国数英を完璧にしなくてはならない。そのためには基礎レベルからセンターレベルの参考書◯冊を10ヶ月で仕上げ、そこから実戦練習を積む必要がある。そうしたら最初の参考書はこのくらいで終わらす必要がある。だとしたら1日◯ページ進めなくてはならない、という風に科目ごとに1日ごとのタスクを決定していました。これを週に一度は見直して修正する、というのを繰り返しているうちに、先を見通して段取りをする力がつきました。

②1日ごとにより多くのタスクを実行するための方法を考えて実行する

①で立てた計画を確実に実行し、受験までになるべく万全の準備をすることにつなげるには1日当たりの自分のパフォーマンスを上げていく必要があります。そのために、毎晩風呂に入るまでの15分はその日の勉強の振り返りと改善点の洗い出し、それを踏まえた翌日の計画に費やしていました。これをくりかえすことで、勉強をしているようでいて生産性が極端に低い時間を排除し、1日あたりの学習効果を向上することができました。具体的には、今日は予定したよりもチャートが進まなかった。なぜか?わからない問題に対して考える時間をかけすぎたからではないか。明日は3分手が止まったら考えるのを諦めて解説を見るというようにしてみよう。今日は勉強時間がタスクの量に比して明らかに少なくなってしまった。これからは◯◯の授業は内職に使って勉強時間を捻出しよう。などです。1日の勉強を振り返ってみると勉強の質や時間を向上させられるタイミングは結構ありますし、毎日こういった考えをしていくうちに1日ごとの生産性はかなり上がります。

このようにして私が身につけた思考法は、今でも大学の試験勉強はもちろん、部活やアルバイトにも生かされています。長くなってしまうので簡潔に書きますが、僕は歩合制の採点バイトをしています。ひと月で◯円稼ぐためには◯枚の採点をこなさなくてはならない。では自分の採点にかけられる時間からして一枚◯分で採点しなくてはならない(丁寧さを保ちつつ)。ではそのためにどうするのか?点数の計算は一度にまとめてやればいいのではないか。などと考える時間を設けています。まだ私は就職していませんが、仕事にも生かされてくるでしょう。

というわけで、今回は勉強する内容そのものではなく、勉強を通して段取りをして実行し修正する力が身につく、という記事でした。今後も様々な角度から受験勉強の意義を伝えていきたいと考えてます。

あと今後は毎日一記事更新していこうと思います。ぜひブログをブックマークして定期的に訪れてみてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です