学校のテスト勉強は無駄です

この記事は受験生向けに、テスト勉強というやらなくていいことに使っている時間をやるべきことに費やすことで効率よく成績を伸ばそう、というメッセージを伝えるために書きます。

具体的説明に入る前に軽く自己紹介します。僕は現在東京大学文科二類に所属しており、受験生時代は週6か7で7月中旬まで部活に取り組みつつも少ない時間を有効活用して現役合格しました。

定期テスト前に、受験に使わない科目や、受験で出ない問題の勉強をしている受験生って本当に多いですよね。はっきり言ってそれは「志望校合格のための勉強」ではありません。ではなぜそんな勉強に時間を費やすのでしょうか。人それぞれ理由はあるのでしょうが、「いい順位をとって満足感に浸るため(受験においては無駄)」「親や教師に褒められるため(無駄)」「なんとなく(馬鹿)」などかと思われます。このような生徒はそもそも自分が以上のような理由でテスト勉強をしていることに気づいていません。まずは今の自分がなんのために定期テストの勉強をしているのかを考えるべきです。

それと注意しなくてはならないこととして、受験に使う科目で、かつ良問を出してくれるテストがあったとしても、学習するタイミングではないことがあります。具体的には、高一、高二時の理科社会です。科目の優先順位に関しては今後別記事にしますが、早期にこれらの受験における重要度が低く、能力のメンテナンスに時間がかかる科目の勉強をするのはオススメできません。

ただし、受験に有効な定期テストの利用方法もあります。それは、定期テストを機にテスト範囲の内容の完成度を一気に上げる方法です。具体的には、数学の定期テストにおいて、受験で重要度の高い積分が試験範囲であるとき、積分の復習を目的としてテスト勉強に取り組む、などです。一回一回のテストでどのような単元が出題されるかを把握できる数学、理科社会に関してはこの方法をとりやすいかと思われます。反対に、英語や国語のテスト勉強をこのように実践するのはほぼ不可能です。定期テストでは、授業で扱った文章をいかに読み込んでいるか、覚えているかが問われがちですので(蛇足ですが、こういうテストで問われているのは学力ではなく、授業をいかに真面目に受けているかだったり、教師への忠誠度だったりします)。

実は受験勉強において、定期テストのための勉強のような、一見無駄には見えない勉強は、そのそれっぽさ故にとても有害に思えます。というのも、娯楽にのめり込んだり、必要以上に休憩をとったりしてしまうことは誰の目に見ても無駄ですが、「無駄な勉強」は無駄かどうか判断する対象になりにくいからです。

ありそうな反論として、「受験結果が良い先輩はテストも良かった(浅)」というのがありますね。前に「学校を休むことの是非」でも書きましたが、そのような相関関係が仮にあったとしても、それが因果関係(テストを頑張ったから受験も成功した)であるかはわかりません。「定期テストを頑張るような生徒は受験勉強にも早くから取り組む傾向があるから、定期テストに時間を使ったとしても、受験のための勉強にトータルで大きな時間をつぎ込んでいる」という解釈の方が正しいと思われます。ですから、彼らがテスト勉強の時間を受験勉強に費やしたら、もっと余裕で合格できたかもしれません。

実際に僕は、高3の時の学校の成績はクラスで下から2番目(模試は文系1位)で、英語のテストはたまに赤点を取りましたし(受験の英語は得意)、世界史の点数はクラス最下位だったこともありますし(センターは100点)、受験で使わない科目はしょっちゅう一桁の点数をとっていました。僕にとっては、テスト期間はただの「部活オフ期間」であり、まとまった受験勉強の時間の確保ができるタイミングでした。なので毎回、部活が休みになる二週間弱の期間の目標を立ててそれを達成することに注力していました。例えば「チャート3周目終わらす」「やっておきたい英語長文700終わらす」「センター現代文一問ミスで安定させるために演習を積む」とかです。

受験に直接関係はないとわかっているとはいえ、さすがにテスト勉強をしないのは気が引けてしまう、みんなテスト勉強してるし、、という人もいるかもしれません。ただ、多くの生徒が無駄な勉強に時間を費やしている間に受験で戦う力をつけられるとしたら、多くの生徒と大きく差をつけられる、または埋められると思いませんか。

今回の記事は以上です。ぜひ感想等をコメントしていただけると執筆のモチベーションに繋がります。

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