受験のために学校を休むことの是非

どうもこんちは。コウです。

今回は「受験のために学校を休むことの是非」について書こうと思います。

受験期になると学校に来なくなる生徒は一定数いますよね。僕がそうでした。笑 そんでそういう生徒が陰口を言われるとか、先生が学校に来ることの重要性を説く、っていうのは受験あるあるの一つと言っても過言ではないでしょう。

そんな話題について、学校を休みまくって東大文2に現役合格した僕の意見を記します。

結論は「場合による」ですね。そりゃそう。どう場合によるのかを伝えるため、いくつかの側面から解説します。

  • ①受験勉強への影響に関して
  • ②学校生活に関して
  • ③周囲の人に関して

①受験勉強への影響に関して

受験勉強において、学校を休むことのメリットはシンプルに「勉強時間が増える」ことですね。これだけ考えれば、学校を休むのはいいことじゃないか、と思われますが、勉強時間が増えない、または時間は増えても質が落ちる、という場合もあるでしょう。

それがどのような場合かというと、一つ目に生活リズムが崩れて勉強時間が減る場合です。学校があることによって朝1限に間に合うように起きていたのが、その強制力がなくなってしまい昼に起きるようになる、ということは十分考えられます。あるいは、これは③に関係してきますが、学校を休んで勉強している時に、「みんなはいま何してるのかなー」とか「みんなに悪口言われてそうだな」とか考えてしまい、勉強の時間や質が低下してしまう、という場合です。

学校を休むことによってかえって勉強の効果が落ちてしまう例を二つ上げましたが、他にも例は挙げられるでしょう。大事なのは、自分の場合は学校を休むことによって勉強の効果が上がるのか下がるのかを正しく見極めることです。私の場合、学校を休んでも毎日決まった時間に塾に登校し、学校の友達のことを考える暇もなく勉強に熱中していたので、学校を休むことによって勉強の効果(=勉強時間×質)は一気に上がりました。

ここで反論としてありそうなのは、「うちの学校では休んだ人はだいたい落ちてた」とか「休んだ人は落ちるって先生が言ってた」という意見ですね。その意見の脆弱さを説明します。

まずその統計(?)は本当に正しいですか?欠席日数と志望校への受験結果を十分なデータ数のもと検証した統計は存在するのでしょうか。

まあ一万歩譲ってそんな統計、つまり「学校を休む回数が多い生徒は志望校に落ちやすい」、というデータがあったとします。しかし、これは「学校を休むことで志望校に受かる可能性が落ちる」ということではありません。どういうことでしょうか。

(かなりこの僕の理論には推測が含まれます。)

「受験対策のために学校を休むという戦略をとる生徒」の多くは、その戦略を選択した時点では、志望校合格の可能性はおそらく0%から60%くらいかと考えられます。なぜなら、そのような生徒は、多くの人が取らないような学校を休むという選択をしなければ志望校合格に必要な学力との差を埋められないという状況にあるからです。逆の方がわかりやすいと思いますが、志望校におおむねの確率で受かるような余裕のある受験生は学校を休むという尖った(?)戦略をとることは考えにくいでしょう。つまり、件の統計についての解釈は、以下の図のように考えるのが自然です。

もしこの私の考えを覆そうとしたら、今度は「学力と志望校志望学部が同じ受験生のグループを学校休むグループと休まないグループに分割してその合格率を比較する」必要がありますね。

さらに一万歩譲ってこの検証で「学校を休むことで大学に落ちやすくなる」と実証されたとしても、僕のように自分の学力、学校を休むことのメリットデメリットを熟考した上で学校を休んだ場合の合格率はどうなのか、という議論になってきます。

ちょっと長くなりました。なんせ僕が周りに「学校休むと落ちるらしい」とか言われてスルーしつつもストレスがたまっていたので。とにかく「学校を休むと落ちる」という迷信を思考停止で内面化するのはあまり合理的じゃないと思います。このテーマに限ったことではありませんが、自分の学習成果(=勉強時間×勉強の質)を上げるためにどのような戦略をとるべきか、というのを突き詰めて考え実行することが重要です。一応の補足ですが、僕は学校を休むことではなく自分の学習成果を高めるために学校を休むか考えることを勧めています。

②学校生活について

ここで僕が問題にするのは「学校を休むことで学校での思い出が減る」ことに対してどう考えるのか、ということです。あ、①で「学校を休まない方が受験の結果に好影響」と考えた場合はもう学校を休む理由がないので、ここでは「学校を休むことで受験の結果に好影響」という場合について考えます。

まず、その好影響の度合いにもよりますが、「休んだ方が受かる確率は高いけれど、高校で過ごす時間はかけがえのないもの!受験はもう一年挑戦できる」という考えの人もいると思います。否定はしません。合格率<思い出という選択もありです。なんせそれはもう価値観の問題であり、価値観に優劣とかはないですから。むしろ受験の結果への影響、思い出への影響を分析した上で自分の価値観に照らして判断するという姿勢は素晴らしいです。

一方、僕のように「どうせ仲良いやつとは卒業後も付き合いがあるし、学校で興味ない授業に付き合わされるよりも自分で受験勉強する方が100万倍楽しいし」っていう人もいると思います。何度も言いますがこれは価値観の問題ですのでどちらが良いとかいうつもりはありません。ただ「自分の価値観」「休むメリットデメリット」などを分析した上で判断できるとベストだね、ということです。

③周囲について

最後に周囲からの目線についてです。端的に言えば、これが気になって勉強の効果が落ちるとか、そうではないにしても精神衛生上よくない場合は休めば良いじゃないか、と思います。(ただし、やや過激な持論ですが、人の目を気にして自分にとってとるべき行動を取れない、というメンタルでは受験はもちろん今後の人生でも損することが多いでしょう。他人の評価を気にして生きる人生は、もはや自分の人生ではなく他人の人生です。少し話が大きくなりすぎていますね。これに関連して「嫌われる勇気」という本がおすすめです。時間あったら読んでみてね。まあ受験生はそんな時間あったら勉強した方がいいです。)

最後に僕からのメッセージです。僕は受験を機に自分で考え実行し修正する、というスキルを身につけることができると思っていて、今回のテーマに関しても「学校を休むべきか」という人それぞれのテーマに自分なりに結論を下す、あるいは休んでみて学習の効果の変化を分析して自分のスタンスを決める、というプロセスを踏むことが理想だと考えます。

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